中小企業を応援する税理士のひとりごと -17ページ目

図で考える人は仕事ができる



著者: 久恒 啓一
タイトル: 図で考える人は仕事ができる



「図解とは、情報のデザイン」

 たしかに、論理的に難しい文章でも、図ですっきり表現してあるとすんなりと頭にはいってくることってありますよね。

 学生のときも、数学の問題なども、文章題を図にすると、とても簡単に答えが見つかることってよくありました。

 社会に出てからも、会議の時には、キーワードを囲みながら、関連付けて、前後関係、因果関係、優先順位を考えると、とても効率的な気がします。

 「頭だけでなく、手で考える」

 これって、かなり有効な手法です。
 書いていると、考えがまとまってくることって、多々ありますよね。

 絶対に役に立つ手法だと思います。
 ぜひ読んでみてください。

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借金バンザイ!



著者: 小堺 桂悦郎
タイトル: 借金バンザイ!―税理士は教えてくれない!「自転車操業」の極意


 ちょっと過激な題名ですが、内容は、借入金対策です。

 読み物としても、面白いです。

 やはり、会社経営していると、銀行融資とは付き合わなくてはいけないし、うまく融資を使うことによって、会社の事業を早く発展させることができます。

 しかし、何のためにおカネを借りるのか、運転資金なのか設備資金なのか、自分の会社の資金繰りの内容をよく把握しておかなければ、借入金って減りません。借入金を減らすには、「減らすぞ」という経営者の意識が必要です。

 月商1か月分の預金残高がない会社は、実は自転車操業をやってるんですよ、というくだりは、面白かったですね。たしかに、そのとおりですよね。

 中小企業の、創業からある程度の規模に行くまでの会社には、共通する話がいっぱいです。

 ただ、全部は鵜呑みにすると危険かも知れません。
 最初のベンツの話なんかも面白いんですけどねえ。
 実際に、本当のところはどうなの、と聞きたくなります。

 こんな考え方もあるなあ、とか、
 銀行とはこのように付き合おう、
 とかの目安にする本です。

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ココまでできる経理の合理化



著者: 児玉 尚彦
タイトル: キャッシュレス、伝票レス、社員レス!ココまでできる経理の合理化―経理の人件費と作業時間が半分以下になる101の改善策

 非常に実務的な本です。

 実際に事業をやられている方はお分かりと思いますが、経理の作業って、結構大変です。

 この本は、中小企業の経理を念頭において、経理処理・事務処理のジカンを極力減らすにはどうしたらいいか、そして経理の数値を経営に生かすにはどうしたらいいかを書いています。

 たとえば、
「小口現金を廃止しよう」
「社員の立替経費は、給料と一緒に振込みにしよう」
「領収証などをスクラップブックなどに貼るのはやめよう」
 などなど、結構すぐできて、しかも簡単な方法が書いてあります。

 実際に事業をやられている方は、一度お読みになって、経理処理について考えてください。

 私の事務所でも相談にのりますよ。(笑)

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ハワイプチ富豪の成功法則



著者: ヒロ・ナカジマ
タイトル: ハワイ プチ富豪の成功法則

 若いうちに事業で成功し、現在はハワイでカイトサーフィンのトッププロとして活躍しているヒロ・ナカジマさんの著書です。

 若くして働かなくても収入が入ってくる方法を確立し、あとはやりたいことをする、という生活を実践している実体験が書かれています。

 最近は金持ち父さんシリーズのように、若くして引退する方法に関する本が売れています。

 この本も、たしかにその系統に属するのですが、ヒロ・ナカジマさんは、 「引退後にやりたいことが決まっていなければ、もし引退することができたとしてもはたして幸せなのだろうか」
 とも書かれています。

 つまり、自分のビジョンが大事で、これが確立していないと、本当の自由は手に入らない、ということです。

 あとは、目標を決めたら、達成するにはどうしたらいいかを考え、自分を律し、とにかく達成すること。

 著者の、この行動力はものすごいものがあります。

 ビジネスをおこし、財産を作る。
 これは大切なことです。

 ビジネスの起こし方、営業方法、そして撤退方法。
 財産の形成のしかた。
 これがとても具体的にかかれています。
 
とくに、若くして引退しようと思っていなくても、一度お読みになることをお勧めします。

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朝四時起きの仕事術



著者: 中島 孝志
タイトル: 朝4時起きの仕事術―誰も知らない「朝いちばん」活用法


 「成功する人」と「成功できない人」との間には、たった一つの違いしかない。それは、「成功する人」は、「いいと思った習慣をすぐに自分のものにできること」だ。逆に「成功できない人」は、「いい習慣はいい習慣。だけど、それを自分がやろうとは思わない」と考える人である。

 この本の第一章のあたまのほうに書いてある部分ですが、この本のキモはここです。

 本を要約すると、
 「自分は朝4時起きを習慣にしています。
  4時に起きると、こんなにいいことがあります。
  ぜひやってみてください。
  自分はいいと思ってますよ。
  きっといいいことがありますよ」
 といった感じでしょう。

 もし共感することがあれば、やってみてください。

 「いい」とおもってやってみて、あまりよくなかったらやめればいいのです。

 そのくらい気楽に、でもとりあえずやってみること。
  これが大事でしょうね。

 朝4時からおきて仕事をすれば、当然休養ばっちりだから頭はすっきりしていて、また、誰にも邪魔されないから、効率があがって当たり前です。

 もちろん、人によっては毎朝4時に起きるのは無理だ、という人もいるでしょう。

 たとえば、私の会社は、税理士事務所ですから、資格取得の勉強をしている職員は就業後に学校に行くことも多いです。そうすると、必然的に帰宅が10時から11時くらいになります。それで4時おきはつらいですよね。

 そのような人は、自分なりに、頭がすっきりしていて、集中できる時間帯を発見すればいいと思います。

 ただ、やはり一番効率がよく、他人(家族も含めて)に邪魔されない時間は早朝だろうなあ、と思います。

 それに、朝早起きしようとすると、当然夜は早く寝るようになります。 夜のお付き合いも、ほどほどで切り上げようとするので、酒の量もあまり多くならず、健康的です。

 たまにはいいかもしれませんが、深夜までお酒を飲んでいても、あまりいいことってないですよね。それより、朝すっきり目覚めて、今日これからすることを考えたほうが、よほど健康的です。

 この本の著者中島孝志さんは、年間3000冊の本を読まれているそうです。 一日平均8冊。すごいですねえ。

 仕事柄本を読まなくてはいけない、ということもあるのでしょうが、たいしたものです。毎日ですからねえ。

 自分からこれだけ勉強することができれば、いろいろなことができると思います。

 興味のある方は、読んでみてください。
 そして、共感したら実行してみてください。
 でも、きっと「起きなくちゃいけない」では、長続きしないと思いますよ。

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100億稼ぐ仕事術



著者: 堀江 貴文
タイトル: 100億稼ぐ仕事術

 昨年球界進出で話題となったライブドアの堀江貴文社長の著書です。

 最近は堀江氏tの著書は書店にかなり多く出回っています。

 その中でも、この本は堀江氏の会社設立からの経緯や経営に関する考え方が純粋な感覚で書かれていて、面白いです。

 最初に東京大学への進学の話が書かれています。
 
 もともと勉強ができるほうだった、という下地はあるものの、目標をしっかり定めて、それに到達するにはどうしたらいいか手段を考え、あとは地道にそれを実行する。

 まさにビジネスと同じです。
 これを受験を通して身に着けた。
 この成功体験は大きかったのでしょう。

 あとは、
 「ヒト」
 「ジカン」
 「ジョウホウ」
 「カネ」
 「ツール」
 の使い方について、堀江氏自身の考えが述べられています。

 「営業の大切さ」
 「部下のマネジメント」
 「時間の無駄をなくす」
 「情報の整理」
 「コスト管理を厳格に」
 「儲かる仕事を選ぶ」

 「仕事はためないこと」
 「会議は短く、結果を出すこと」
 「情報をデータベース化すること」
 「しっかり儲けること」

 これらは、本当に大切なことだと思います。

 とくに、値切りの部分なんかは笑ってしまいました。
 ちょっと、抜粋します。

「相手が泣きの言葉を出してきてから、さらに1,2回は値切る。
 そして2回目は「端数をなくしましょう」と交渉したところで手を打つ。
 相手も商売なので、ガチンコの勝負をしているわけだ。
 取引を断らない限りは、大抵の場合、利益もちゃんと出ている。
 そこで泣きの言葉に屈するほうが甘ちゃんなのだ。
 経験の少ないビジネスマンほど、値切りの局面で不利な値段をのんでしまう。
 何も臆することはない。値切りとは人間が商売をし始めてからずっと存在する、正当な商行為なのだから。」

 業者の方はこのように値切られたら、本当にいやでしょうね。
 私の知り合いでも、ここまで値切る社長がいますが、やはりその会社はコスト意識がしっかりしていて、儲かっています。

 経営者の社員への規範として、このような姿勢を見せるのは大事だなあ、と思います。

 いろいろ話題の堀江氏の著作もたくさん出ていますが、まずはこの本から読んでみてはいかがでしょうか。

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「モノ」を売るな!「体験」を売れ!



著者: 藤村 正宏
タイトル: 2時間でわかる!「モノ」を売るな!「体験」を売れ!―エクスペリエンス・マーケティングがあなたの会社を救う!


 これもおととい掲載した「これ知ってました?集客にお金はかからないのです」とおなじ藤村正宏さんの著書です。

 前回紹介した本は、カメラ屋さんの話で構成されていたので、それ以外の業種の方にはちょっとわかりにくかったかもしれませんが、この本は、飲食店や書店、CDショップなどの具体例が載っていて、すぐにでも実行できそうなことが満載です。

 たとえば、
 「夜景無料!」
 この一言を加えただけで、年間売り上げが1億2000万円もアップ!!
 しかもコストはたったの2000円

 なんか楽しそうですよね?
 そんなことができたら、ワクワクしませんか?

 とにかくやってみて、効果がなかったら変えればいいんです。

 「お店」を持っている人は必読です。
 これをヒントにPOPやチラシを作れば、きょうから売上が上がるかもしれませんよ。


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変な人の書いた成功法則



著者: 斎藤 一人
タイトル: 変な人の書いた成功法則―四年連続トップ納税者が語る


 いつも長者番付のトップ10には入っている斉藤一人さんの著書です。

 成功哲学の本もいろいろ出ていますが、この本はとてもわかりやすいし、また、読んだ人も楽な気持ちになります。

 楽な気持ちというか、幸せになろうよ、みんな幸せなんだよ、という考え方をすると、みんな幸せになっていくんだなあ、という感じになります。

 「困ったことはおこらない」
  いいですよね。そう、今起きてることは「困ったこと」ではないんです。

 世の中に、成功している人は数多くいると思います。

 ただ、成功している、お金を持っている人すべてが、この斉藤一人さんのように幸せとは限らないと思うのです。

 どうせなら、この本のように、あかるく元気に前向きにいきたいものですね。

ちょっと一歩たちどまってみるときに読み返すといい本です。

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これ知ってました?集客にお金はかからないのです。



著者: 藤村 正宏
タイトル: これ、知ってました?集客に、お金はかからないのです。


 店舗のディスプレイやPOP、接客などについてかかれた本です。
 お店をやっている方には、とくに効果が高い本かもしれません。
 この本のとおりにやるだけで、売上が伸びるかもしれませんよ。  

 「あまりお金をかけないで、アイデアで勝負すればいいんだ。反応が悪かったら変えればいい。それはちっとも恥ずかしいことではないんだよ。」

 「ノスタルジーを刺激する」

 「滞在時間を伸ばす」

 「テーマを明確にする」

 「ダメってものは、ないんだ。やってみて芳しくなかったら変えればいいんだからさ。」

 「高いと思うか、安いと思うかはお客しだいなんだ。大事なのは、販売もしないうちから、こんな高価なものは誰も買わないって決めないことさ。」

 「お客は安いから買うんじゃないんだ。ほしいから買うんだよね。」

 「お客に、その商品を買う理由を教えてあげなければならない。
   その商品を買ったら、どういう体験が得られるのか。
   どういう新しい生活と出会えるのか。
   どんなライフスタイルをすごすことができるのか。
   どういう意味をもっているのか。」

 「仕事を楽しむ」

 「音だけで人間は環境をイメージできる」

 「店舗という空間を持っているからこそ価値がある。」

  そして最後は思いやりです。

 小売店や飲食店をやられている方には、すぐにでも実行できそうなアイデアがいっぱいです。また、それ以外の業種でも、もちろん参考になります。ぜひ読んでみてください。

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一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト



著者: 主藤 孝司, 神田 昌典
タイトル: 一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト


 企業の利益の根源は、「価格設定」にあります。

 いくらたくさん売れても、赤字で売っていたら、売れた分だけ損をします。

 ところが、いまの中小企業は、価格競争すなわち値下げ競争を体力の限界まで行い、自らの首を絞めている。

 これは、本当だと思います。

 この本は、
「顧客に十分なサービスを提供するには、十分な荒利を確保しなければならない」
 ということを念頭において、
「顧客が満足してくれる品質のものを、できるだけ高く売る」ことを薦めています。

 そして、この戦略にはコストがかからないのです。

 商品やサービスの値上げをするだけですから。

 問題は、どこまで深く考えることができるかということ。

 マクドナルドの価格戦略の失敗についても、著者の考察が入っていて、なるほどなあ、と思わせます。

 経営者必読の一冊です。

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